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御祭神/由緒

御祭神 

 たけ み      な   かたのかみ

 建 御 名 方 神

 

由緒

桓武天皇の御代、奥州蝦夷の悪路王(阿弖流為)を討伐するために東征を命じられた征夷大将軍坂上田村麻呂が、この地を通った際に、海岸の高丘に憩い斎場を設け建御名方神を祀り、武運長久・醜賊掃蕩を祈願し、進んで適地に入り強賊を滅ぼし蝦夷の地を平定しました。その帰途再びこの地を過ぎる際、神祐の威徳に感謝をし一祠を建て祀られました。

諏訪神社本殿は平成26年5月1日に、いわき市の有形文化財に指定されました。

当社の本殿は、延享2年(1745年)に建てられ一間社流れ造り、一手先出組軒支輪、本繁垂木二軒、銅板葺屋根で、欅材が多用されており板羽目と脇障子、欄間、妻飾りに彫刻が充填され、頭貫に地紋彫、手挟、木鼻(頭貫先)、肘木先木鼻廻縁三方にあり、一手先出組の腰組に刎高欄が付き銅羽目彫刻や脇障子彫刻には家紋が彫り込まれており、寄進者の家紋と考えられます。

また、これらには彩色や金箔の痕跡も見られ製作年代は不明ですが、後藤流初代茂右衛門正綱のデザインに近いことから創建時に近い江戸中期の作と思われます。

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